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どこかに旅に行きたいな…


by benqiao
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旅のメモ帳(6/23part2:演唱会の感想編)

開演予定時間は19:45。遅れるのは常。
19:50過ぎに「20:00スタート」のアナウンス。
20:00少し前から,「伍佰,伍佰,伍佰」のコールが。

暗闇で「我要,我要,我要,我要…」のリフレイン。
《純真年代》
CDのジャケ写のイメージ。傘を差して登場。
ターンテーブルでゆっくり回転。
スクリーンには,ジャケ写やPVと同様に文字の雨。
鈍く光るジャケットに黒シャツ,黒パンツ。
シックな感じ。




二曲目はがらっと変わって《焼火》
ショートパンツの女性ダンサーが登場。
伍佰さんも踊ります。還可以。

そして《你是我的花duo》イントロ部分に弦楽を使って
ちょっとニュアンスをくわえたね。
サビの部分の振り付けは,スクリーンに映して解説。
みんな見ながら踊れということのよう。
満場踊って盛り上がりる。爽快。

天心登場。《愛情限時批》
デュエットかと思いきや。天心は踊るだけ。
噂に聞いていた「恰恰舞」ですが,
お世辞でやっと「還可以」って感じでしょうか。
どういうべきか伍佰さんを軸に勝手に天心が踊っている
といったほうが良いような…。
踊らなきゃいけないというプレッシャーでしょうか,
歌もイマひとつ精彩を欠いていたような。

天心に「好きなところを選んでキス」と言われ磨磨蹭蹭。
観客からは「胸部!」と声が飛ぶ(笑)
完全にからかわれてますが,
困ったハニカミ顔は,大好きなのでヨシ。

《煞到妳》
殭死舞(ゾンビ舞)…けっして「スリラー」を想像してはいけません。
ワタクシ思わず笑いました。
もう止めてくれ~,と心の中で叫ぶ。
サビの「煞到妳」のアテ振りだけでも充分だ。

DINOの長いドラムソロから《樓仔暦+下港人在台北市》へ
伍佰さんが魔幻花朵吉它をもって登場。
やっぱギターつきの伍佰さんの方が落ち着きます。
本人も「跳舞」が全部終わって,楽になったのでないかしら。
《厲害》,《快楽的等待》,《空襲警報》,《樹枝孤鳥》と
台語曲を怒涛の如く繰り出す。
これよこれっ
この力強さと押し寄せ感が堪らないのだわ。

暗転そして弦楽四重奏。パッヘルベルのカノン。
スクリーンには伍佰さんの撮影した写真作品が次々と映し出される。

後方に小舞台が現れ,歓声が起きる。

《彩虹》弦楽をフィーチャリング。
数小節ごとに四方それぞれに向きを変えながら歌う。
向きを変えるたびに歓声が。
衣装が変わり,腰の部分にジャラジャラと飾りが付いたジャケ。
不謹慎にも「暖簾…」と思ってしまった。
四方正面って,なかなか難しいよね。
他のメンバーは正面の舞台だし,ハンドマイクをもった伍佰さん
が,小舞台に一人。
せめてギターを持っていた欲しかった。
完全に個人的好みですけど
ギターを持ってない伍佰さんの「後姿」はNGなのだ。
どしても昇さんの美しい後姿と比べてしまうのよ(笑)
それにそれに《不過是愛上妳》も《冰雨》もギターの見せ場がある曲なのにぃ。
ギター弾いて欲しかったよぉ。
ゲストギタリストが弾いたんですが,
正直,とっても残念すぎて悲しさと言うか怒りすら感じてしまった。
セッティングの問題なのかなぁ,とは思いますが
かえすがえすも残念。

弦楽,ゲストギタリスト,大猫,小朱,DINOの順に紹介。
小朱が…髪そっちゃってます。ビックリ。
DINOがサイン入りドラムヘッドを投げる。
私たちのスタンド席の斜め下搖滾區の男性がゲットしてました。

《忘情歌》
《忘情1015》に収録されている新曲。
初めて聴きました。落ちついた感じのじんわり系。

そして伍佰さんの「謝金燕!」の掛け声の下,
謝小姐がメインステージ上に登場。《叉焼包》をソロで。
翌日の新聞では,伍佰さんの演唱会で初めてソロで一曲歌ったゲスト
と書かれてました。へえ,そうなのか~。
小舞台からつなぐ自然な演出だったと思うぞ。

歌い終わったところで,伍佰さんもステージに戻ってくる。
お互いに3つの質問を出し合う。
正確には覚えてないけど伍さんからの質問と答えは,
「妳幾公分?」→「500-323」
二つ目なんだったっけ?忘れた。答えは台語で分らなかった。
「妳要不要去我們的慶功宴?」→「500元くれたら行くわ。」
すっかりうまくかわされて終わり。

謝小姐からの質問と答えは,
「你的年收入多少?」 →客席からは「一千萬!」などいろいろ声が飛ぶ。
「你幾天一次洗個澡?」  → これも答えず。
三つ目はお父さんが聴いてくれって言ったのと言いつつの質問でしたが
台語で分んなかった。周りの反応からするとなにやら,
伍佰さんがひやかされている様なからかわれている様な…。

《墓仔埔也敢去》台客につづいてのデュエット。
伍さん途中ちっとばかし走調してましたが,
勢いに乗って歌っていたので,気持ちよく最後まで
「墓仔埔也敢去~」とつっぱしった感じ。
そのままの勢いで「我只要…」
まさに満場High起来。
サビで後ろの男の子たちが叫ぶ「沒有關係!」の声が
頭の上に振ってくる感じ。

《殲滅》が聴けたのは意外な感じ。ただスクリーンに流すなら
もちょっと動画に気を使ったほうが良いのでは…。

《海市蜃樓》台客の時も思いましたが,ライブ映えする一曲だぁ。

ここでスクリーンには「伍佰的Live」からの映像コラージュが。
懐かしいっ。若いっ。
一つ一つのシーンに客が皆イチイチ反応。
曲のサビ部分が使われていると,
映像なのにみんな一緒に歌うし,叫ぶ。
伍佰さんたちはホントに歌迷たちに愛されてるなぁと思う。

舞台にせり出し部分ができ,Live a go goのネオンが付く。
ヒラヒラフリルシャツで四人が登場。
Live a go goの再現です。

《無聲的存在》《秋風夜雨》とつんのめるように歌いきる。
完全に奔流に巻きこまれてしまった感があって心地いい。
すっかり伍佰さんたちに酔っ払った感じ。

《飲者之歌》《恨世生》《星星知我心 (kiss me)》と続き,
血中アルコール度ならぬ血中伍佰度がどんどん上昇。

《愛妳一萬年》さらに盛り上がる。
最後の「我決定愛你一萬年!」では,ワタシ不覚にも泣きそうでした。
福岡ではじめてみたライブを思い出してました。
ステージ下のすぐそばで見たあのライプ。
今回はスタンドから見ているにもかかわらず,
あの時の距離感を感じたんです。
この距離感,一体感がまさにLive-a-go-goの再現なんだなぁ
と思ったら涙が湧いてきてしまった。

会場中の興奮が熱気になって充満しているのを感じて,
陶然としてるなかで,《晩風》《涙橋》と聴いていたら
さらにじわじわと感動が広がってきて,泣かないように
台湾歌迷に負けじと歌って堪える。
後でここが「感動part」と名づけられていたのを知って
まさにハマッテしまったと思いました…。

《浪人情歌》《再度重相逢》は大合唱でした。
伍佰さんが,歌いながら,ギター弾きながら,
いとおしそうな顔をして客席を見渡すんです。
すごくいい顔してました。

あんな顔されたら歌迷が,
伍佰さんたちをそのまま帰せるはずがありません。
「伍佰,伍佰,伍佰…」の大コール。

新しいサメTシャツに着替えて四人が再びステージに。
カラオケで再び《妳是我的花duo》
四人並んで踊ります。
歌迷も踊りに熱が入ります。
前半でおねえちゃんつきで踊った時の数倍盛り上がったのでは
ないかしら。

そして《衝衝衝》。
サビの「衝衝衝」では,体育館が揺れてた。
伍佰さんのギターも調子よく,片足上げていつもの振りが連発です。

そのまま「心愛的再會啦」になだれ込む。
ここでも大合唱。感極まりました。

さすがにこれで終わり?と思うも,
拍手と再度の「伍佰,伍佰,伍佰…」の大コールに促されて再々登場。

《兩個寂寞》
とにかくすっごく良かった。
歌もギターもとにかく気持ちよさそうに歌ってるし,弾いている。
伍佰さんがほんとうに楽しんでるのが伝わってくる。

《親愛的,你喝酔了》
「快點回家! 」「 不要回家!」
「回家!回家!回家!回家!」「 不要!不要!不要!不要!」
心の底から,そして声の限り「不要!」と叫ぶ。
この場から離れたくないよぉ。
いったん,曲が終わるも,観客は動かない。
再び「快點回家! 」「 不要回家!」
「回家!回家!回家!回家!」「 不要!不要!不要!不要!」と繰り返す。

伍佰さんたちもゼッタイ「捨不得離開」な気持ちだったはず。
「素蘭小姐要出嫁」のイントロを聴いた瞬間メチャメチャうれしかった。
缶で弦を押さえるパフォーマンス,そして缶の中身を振りまく。
モチロンLive a go go で定番だった所作だけど,
今日のワタシにとっては,やっぱり福岡ライブの思い出に直結です。
大大大感動。

最後に四人揃って歌迷にご挨拶。
深々と頭を下げる。

最後は跳舞への懐疑も忘れ,すっかり大感動,大満足の
3時間をゆうに越えるライブでした♪

旅のメモ帳(6/23part2:演唱会の感想編)_e0004334_21533998.jpg ライブ終了後の搖滾區。放心状態なのか皆なかなか動かない。座り込んでる人も。
by benqiao | 2007-06-28 23:50 |